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ショートニング(shortening)は『サクサクさせる、ポロポロにする』という意味を持つ、植物、動物油脂を原料とした練りこみ専用の固形油脂として開発されました。
窒素ガスを混入した固体状以外にも液体状や粉末状のものも生産されていて、水分や乳成分を含まず、ほぼ100%が油脂成分で香りはほとんどありません。白色で無味無臭の油脂です。
ショートニングは、19世紀末のアメリカで、ラードの代用品として生まれ、ラードコンパウンド(ラードの代用品)とも呼ばれていました。
現在の「ショートニング」という名称は、パン、ビスケットなどの原料として使用した場合、その口あたりをよくし、もろさを与えるという意味の英語(shorten)からきています。
ショートニングには味がないためそのまま食べることはなく、その食品のおいしいさを引き出すための欠かせない存在として、焼き菓子やパンに練りこんで使われるのはもちろん、意外と知られていないアイスクリームやフライ用としての用途があります。常温における伸びのよさ、生地への混ざりやすさなどに優れていて、名前の意味のようにクッキーやビスケットなどはサクサク、ポロポロとした軽い食感を出すことができるため、お菓子作りには欠かせないものとなっています。 |
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◆ ショートケーキの名前は? ◆ ショートケーキには、ショートニングを入れて焼いたケーキという意味があるそうです。ショートケーキの発祥はアメリカ。私たちの知っている柔らかで繊細なショートケーキとは違い、元祖ショートケーキは、なんとサクサク、ポロポロのビスケット生地に生クリームと苺を挟んで層状にしたケーキ(?)だったとか。その後、日本にやって来たショートケーキはビスケットを柔らかいスポンジケーキにアレンジされ、今の姿になったのだとか。あなたならサクサクとふわふわのショートケーキ、どっちがお好み? |  |
◆ おいしいヒミツ? ◆ ファーストフードで食べるフレンチフライやドーナッツ。自分で作るのと何か違うと思いませんか?そのヒミツのひとつがフライのオイルにショートニングを使っていること。ショートニングには常温で固まる性質があり、そのため油がにじまないカラッとした揚げ物が仕上がります。そのため揚げたてでもサラリとして油が手に付きません。これは是非真似してみたいものですが、一般に販売されているショートニングとは成分がすこし違うため残念ながら家庭用のショートニングでフライはできないんだとか。うーん、やっぱりファーストフードの味は特別です。
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